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フィリピンミンダナオ島の学校では、通学にドレスコードが決まっていて、サンダルや裸足では学校に通うことが出来ません。
靴を買えない家庭の子どもたちはだんだんと学校から遠のき、中退してしまうことも。
中退後は低収入の仕事に就くしかなく、時には生活のためにゲリラ戦に身を投じる子どもたちもいます。
たった一足の靴が、進学を諦めざるを得ない子どもたちに希望を与え、彼らの未来を大きく変える可能性を秘めているのです。

ドイツの調査会社が公表しているデータによると、世界で1年間に生産される靴239憶足の内95%以上、およそ2000トン相当分が焼却や埋め立てで処分されているといわれています。
まだまだ履けるにも関わらず沢山の靴が処分されている一方で、1足の靴ですら買えずに将来をあきらめてしまう子どもたちがいます。
私たちは、これまで捨てられていた靴を必要としている人のもとに届けることで、廃棄量を減らし、子どもたちの未来をつないでいくことを目指しています。

大切にしていた靴を寄付してくれる日本の子どもたち
誰かのために何かしてみたいとの思いから仕分けボランティアに来てくれる高校生
無事に靴が届くよう手配してくれる輸送会社
支援が必要な子どもたちと繋げてくれる現地協力者
靴と共に想いを届ける手渡しツアー
子どもたちの明るい未来のため、沢山の人たちが協力し合っています。
海の向こうで懸命に生きる人たちに思いを馳せ、協力することは、後々の世界平和にもつながっていくと信じています。